勉強法について

行政書士試験直前までにやっておくべきこと

行政書士試験直前というのは、
本試験2ヶ月前の事を言います。
つまり、本試験は11月前半ですので、9月前半ということになります。

まず、この時期までに絶対に終わらせておきたい学習があります。
それは、基本的な学習を終わらせておくことです。

ここで言う基本的とは、テキストに書かれている事をある程度把握して、
過去問を解けるということです。
残り2ヶ月の学習を考えれば、
そのくらいの学習を終える必要があります。

特に初学者の場合、
知識の理解が曖昧なので、
ここで、基本的な知識が身についていないと
今後行う総復習や模擬試験などの学習が上手くいかなくなります。

ですから、学習スケジュールも、
9月の前半に基本が終えるように立てる必要があります。

テキストと過去問は何処まで学習する?

テキストと過去問をある程度理解するといっても
何処まで理解すれば良いのか、わからないと思います。

これはある講師が言っていた事ですが、
最低でも、テキストの目次に書かれている知識の理解と
それに関連する過去問を解けるようになっているのが、
基本といっておりました。

一見テキストの知識を理解するのは
大変だと思われますが、
通学、通信、独学に関わらず、
テキストに書かれている8割は基本です。

その基本を本試験2ヶ月前までに出来ていなければ
話になりません。

特に現在の行政書士試験は、
以前よりも問題が質が高くなり、
応用的な問題も増えてきました。

そうした問題に対応するための学習も必要ですし、
そのためには基本が必要になります。

どの試験でも基本は最も重要な要素ですので、
できるだけ早い段階で基本を身に付けておいて下さい。

行政書士の一般知識はどのように対策するの?

行政書士試験で重要になる科目に一般知識があります。
この一般知識も、苦手としている受験生が多く、
特に独学で学習される方がその傾向にあるようです。

また、この一般知識は合格基準が定められ、
法令科目が合格基準に達しても、一般知識で点数が取れなければ、
合格することは出来ません。
ですから、法令科目の対策もしっかりと行う必要があります。

まず一般知識について理解してほしいのが、
問題そのものの難易度は決して高いというわけではありません。
中には、勉強していなくても、解ける問題が出てくることもあります。

では何故、受験者を悩ませているのか?
それは、出題範囲が広すぎて、
何処を学習すればよいのか、ポイントがわかりにくいのです。

一般知識の出題科目は、
1.政治・経済・社会
2.情報通信・個人情報保護
3.文章理解
となっておりますが、
出題範囲があまりにも曖昧です。

例えば、政治・経済・社会といわれても、
何処から何処まで学習してよいのかわかりませんし、
まともに学習しようと思えば、終わりのない学習になります。

ただ、いくら出題範囲が曖昧だといっても、
毎年の傾向がありますので、
ポイントさえつかめば、独学でも十分に対応できますので、
安心して下さい。

それでは行政書士試験の一般知識の学習ポイントを解説していきます。

1.政治・経済・社会

ここは、大学入試レベルの問題が出題されます。
ただ、大学入試レベルといわれるとイメージしにくいと思いますので、
まずは過去問をみて、どのくらいの難易度なのか、
まずは把握して下さい。

人によって感じ方が違ってくると思いますが、
十分に回答できるレベルの問題です。

ちなみにテキストによって若干異なるのですが、
●環境問題
●資源・エネルギー問題
●福祉関係
●国際政治
●消費者問題と消費者保護
●労使関係と労働市場
●少子高齢化と社会保障
の出題が多いようです。

2.情報通信・個人情報保護

ここでの学習は、
●個人情報保護法
●行政機関の保有する個人情報保護法
●情報通信分野
です。

「個人情報保護法」、
「行政機関の保有する個人情報保護法」は、
あくまでも法律の勉強ですので、
テキストや過去問で、基本事項を抑えておけば十分に対応できます。

「情報通信分野」は、
ITや情報分野の時事用語や
それに関する法令、法改正などを抑えておけば、
対応できます。

3.文章理解

文章理解とは、
文章の並び替えや文章の正しい組み合わせなどに関する問題が出題されます。
いわゆる高校生の時に勉強した、現代国語ですね。
この文章理解の攻略法は、
公務員試験の文章理解を徹底的に学習することです。

管理人的には文章理解は慣れだと思いますので、
具体的にこのポイントを学習するということはないのですが、
多くの問題を解くことで、
同じような難易度の問題なら自然と解けるようになります。
これはマジです。

行政書士の記述式問題を攻略する

行政書士の試験問題には、記述式という出題形式があります。
どういう物かというと、40文字程度の文章を書いて答えるというもの。

行政書士の試験問題のほとんどは、
選択式ですので、
この記述式に対して苦手意識をもっている方が多いと思います。

しかし、この記述式問題は取りこぼせません。
何故なら、記述式は、「行政法1問・民法2問」で
配点が60点にもなるからです。

この60点がどれだけ大きな意味を持つかというと、
法令科目の4分の1の配点、法令科目の合格基準の半分の配点になります。
つまり、記述式問題を取りこぼすという事は、
行政書士試験に不合格になると同じことと言っても
過言ではないのです。

それでは、記述式問題をどのように攻略するれば良いのでしょうか。
答えは簡単で、地味な学習を繰り返すだけです。

具体的には、
●何度も書く
●丁寧に問題を読む
です。

本当に地味な学習で、記述式に限らず、
学習の基本といえる勉強法ですが、
これを繰り返すしかないのです。

記述式が苦手な方の多くは、上手く文章が構成できないのですが、
上手く文章を構成するためには、
何度も文章を書いて訓練するしかありません。

何度も文章を書くことで、感覚的に文章構成力が身に付き、
回答のポイントも自然と理解できます。

また、質問に対して正確に答えるということも重要です。

どのような質問をされているのか理解していなければ、
正確な答えは導き出せません。

これは、ある資格学校の講師が言っていたことですが、
記述式で点数が取れない方の中には、
文章を書きなれていないということもそうですが、
「質問と的外れの答えをしている方も結構多い」
らしいのです。

その原因は、普段の学習で問題を流し読みして、
丁寧に読む訓練をしていないからです。

一見問題を丁寧に読むというのは、
当たり前の事で、いつでもできると思われがちですが、
普段から意識しないと、本試験でも出来ません。

特に、本試験は時間との勝負になりますので、
丁寧に問題を読む訓練をしていないと、
問題を解くことだけにあせりを感じ、
おかしな答えを書いてしまいがちです。

もしかしたら、このサイトをご覧の方で、
記述式問題攻略の特別なテクニックがあるのではなかと思っていたかもしれませんが、
このような地味な学習こそが、力をつけるための最善の勉強法なのです。

ですので、記述式の学習をする場合は、
ここで説明したことを意識して始めてください。
そうすれば、記述式問題は苦手分野ではなく、
得意分野に変わっていきます。